0120192006
 
       

社会環境の変化に対して求められる人材とは?

これからの子ども達が社会の変化の中を生き抜くためには、想定外の事象や未知の事象に対しても、持てる力を総動員して主体的に解決していこうとする力を養っていくことが必要です。
そのためには、まずは、基礎学力、基礎体力を土台としてしっかり身に付けることが不可欠です。
特に、高等教育を目指し、高度な専門教育を受けて、将来、社会人になる場合、その基盤として、文系にも必要な数理的思考法や理系にとっての人文・社会系の素養など文系・理系を問わない幅広い教養を備えておくことが必要です。
職業人を志す人には、実社会での活躍に必要な実践的な知識・技能を習得することが求められます。

また、これからの世界を生きる上で、日本人としての文化や歴史、伝統を背景としたアイデンティティや国語力と並んで、英語を中心とした外国語による発信力や情報活用能力は不可欠です。
これらに加えて、コンピュータの能力が人間の能力を上回るとの予測もあるからこそ、今後は人間が優位性を持つ資質・能力を磨き、高めることがますます必要になります。
例えば、予め正解のない問いや自ら設定した課題に挑戦していく活動や、創造性や高い専門性を発揮して行う活動、人間の感性や思いやりが求められる活動等の価値は、むしろこれまで以上に高まると考えられます。

したがって、これからの時代に求められる資質・能力として、以下のものが極めて重要だと考えます。
経済活動をはじめ世の中の全ての仕事や活動が、より良い製品やサービスを提供したり、新たな領域を切り拓いたりして、付加価値を生み出し、人々の生活の向上や社会の成長・発展をもたらしていくためには、その第一歩として、まだ解決されていない課題を発見し、提起していくことが必要です。
課題とは、理想とする状態と現状との差のことであり、課題を発見するためには、まず、心に高い志を抱くことが不可欠です。
これは、コンピュータや人工知能がどんなに発達しても、人間にしかできないことです。

これからは、志を持って、主体的に学び、「なぜ、そうなるのか」を考え、課題を自ら求め、発見する能力を高めることが重要です。
また、課題解決に当たっては、他者と協力して対応しなければならない場合もあり、リーダーシップや責任感、さらには、相手に説明し、納得してもらう論理性や、人の心を動かすプレゼンテーション能力を養うことも不可欠です。

2018年1月22日
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